DAC-70 3G/HD/SD-SDI UP/DOWN CROSSコンバーター
DAC-70はHDMI・SDI信号の他にアナログVGA信号とアナログ音声をエンベデット音声にしてHDMI・SDI信号に変換する事が出来ます。(本体のディップスイッチにて設定が可能です)また、専用のアプリケーション(ユーティリティーソフト)をダウンロードする事によりPC上でより詳細な設定が可能になります。
注意:
専用アプリケーション(DAC-70 Center 1.0.2.6)を使用するにあたってダウンロードする際はDAC-70本体の裏面、またはDAC-70 Center ユーティリティーソフトのInformationウィンドウに記載してあるファームウェアのバージョンを確認してください。
バージョンが異なるアプリケーションとの組合せのご使用は一部設定が出来ない項目が発生致します。
本体F/W Version 0.1.2.8 以前の御客様はアップグレードが必要です。
ファームウエア情報(2023年1月)
F/W Version 0.1.4.1にアップデートされました。
主な特長
■VGA、HDMI、SDI信号と音声信号を、HDMI、SDI信号に変換
VGA、HDMI、SDI信号と音声信号を、HDMI、SDI信号に変換できるUP/DOWN CROSSコンバーターです。PCからのHDMI、VGA信号をSDI信号に変換し、長距離をSDIケーブルで伝送するのに最適です。
主な仕様
型番 | DAC-70 |
入力 | VGA×1系統、HDMI(1.3a)×1系統 3G/HD/SD-SDI(BNC)×1系統(アクティブスルーアウト、エンベデッドオーディオ) |
出力 | 3G/HD/SD-SDI(BNC)×2系統 HDMI(1.3a)×1系統 |
映像入力仕様 |
SDI(YUV) 3G-SDI 1920 x 1080 50p/60p/59.94p HD-SDI 1280 x 720 50p/60p/59.94p 1920 x 1080 50i/60i/59.94i 1920 x 1080 24p/25p/30p/23.98p/29.97p SD-SDI 525i 625i HDMI(1.3a)(YUV/RGB) 1280 x 720 50p/60p/59.94p 1920 x 1080 50p/60p/59.94p 1920 x 1080 24p/25p/30p/23.98p/29.97p 1920 x 1080 50i/60i/59.94i 480p 576p 800 x 600 60Hz 1600 x 900 60Hz 1024 x 768 60Hz 1400 x 1050 60Hz 1280 x 1024 60Hz 1600 x 1200 60Hz 1366 x 768 60Hz 1920 x 1080 60Hz VGA信号 640 x 480 60Hz 1400 x 1050 60Hz 800 x 600 60Hz 1600 x 900 60Hz 1024 x 768 60Hz 1600 x 1200 60Hz 1280 x 1024 60Hz 1680 x 1050 60Hz 1366 x 768 60Hz 1920 x 1080 60Hz |
映像出力仕様 |
SDI/HDMI(1.3a) 1920 x 1080 50p/60p/59.94p 1920 x 1080 50i/60i/59.94i 1920 x 1080 24p/25p/30p/23.98p/29.97p 1280 x 720 50p/60p/59.94p 525i 625i HDMI(1.3a)出力はYUV4:4:4、YUV4:2:2、RGB4:4:4をサポート |
音声入力仕様 |
不平衡型音声(L/R) SDI(8chエンベデッドオーディオ、48KHz、PCM) HDMI(1.3a)(2ch エンベデットオーディオ 48kHz PCM) |
音声出力仕様 |
SDI(8chエンベデッドオーディオ、48KHz、PCM) HDMI(1.3a)(2ch エンベデットオーディオ 48kHz PCM) |
その他 | ミニUSB(ファームウェアアップデート、設定用) |
動作環境温度 | 0℃~40℃ |
動作環境湿度 | 10%~90%(結露なし) |
寸法 / 質量 | 152mm(幅)×45mm(高さ)×85mm(奥行) 突起物含む /約0.45kg |
電源 | DC12V 6W |
付属品 | AC/DC変換アダプタ(DC12V 1A)x1 |
※仕様及び外観は改良の為、予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
デモ機ご利用者様のコメント
Ninjaの入力用コンバータとしてテストさせて頂きました。安定した性能を発揮してくれ、満足しました。
59.94i → 30p への変更、社内の機器を接続してのテストではOKでした。
VGA出力をHD-SDIに変換させる評価を行った。
800×600 → 1920×1080iに変換。
評価は問題なかったが、高さが40mm以上ありNGだった。
他社のコンバータで正常に変換出来ていなかった事象がDAC-70を使用すると正常に変換された。大満足です。
乱れたSDI信号でもコンバート可能かを検証。その範囲は他社製コンバーターよりも広く素晴らしかった。
入力 HDMI 1080 60p → 出力 HD-SDI 1080 30p OK
入力 HD-SDI 1080 59.94i → 出力 HDMI 1080 30p OK
特に問題なく使用出来ました。HDMIの抜け防止goodです。
SVGA(800×600)からHDSDIへの変換は確認できました。
VGAからSDIに変換する機能は使用予定の機能的には十分な機能でした。
PCからのコントロールも解りやすく重宝すると思います。
導入方向で検討したいと思います。
信号の変換性能に関しては申し分ありませんでした。
しかしながら、大きな問題点がありました。HDMI接続端子の切り欠きが狭く、コネクタの根元が広いHDMIケーブルがきちんと差し込めません。例えばHORIC製のHDMIケーブルなどはちゃんと奥まで差し込めないので、ちょっと触っただけで接触不良になります。HDMI接続部にある金具が外せるようになっていたので、外してみた所、多少良くはなりましたが、やはり完全に奥までは差し込めません。このデバイスを万全に使用する為には、根元が小さいHDMI変換アダプタを持ち込まなければならず、その場合、煩雑なだけでなく信号劣化も懸念されます。
その他、大きな問題点ではありませんが気づいた点を挙げさせていただきます。
・オーディオ入力端子はRCAよりもステレオミニプラグの方がありがたいです。
・接続したケーブルに引っ張られて本体が動いてしまいがちなので、本体にゴム足がついているとありがたいです。
・ディップスイッチはもう少し前面に出ている方がありがたいです。
・入力ソースはディップスイッチではなく本体のボタンなどで選択出来る様になっているとありがたいです。
また、接続されている信号を自動的に選択するモードもついているとありがたいです。
(例えばRoland VC-1-SCには自動選択モードがついています)
・Horizontal PositionとVertical Positionは本体のボタンなどで操作できるようになっているとありがたいです。
(ラトックシステムのREX-VGA2HDMIは本体のダイヤルボタンで調整できます)
・オートアジャストボタンが本体についているとありがたいです。
・ダウンスキャン時に映像品質のぼやけが強く今ひとつです。
(Roland VC-1やCYP CP-259HN等の方が綺麗にダウンスキャンされます)
HD-SDIカメラの映像が入力できなかった装置に対して、本装置を使用することにより映像の入力が可能なことが確認できました。装置にも特段の問題のないことが確認できました。デモ機借用の手続きの中で多少の遅れがありましたが、それ以外では丁寧に対応いただき助かりました。ありがとうございました。
弊社の記録計のVGA 出力の映像をHD-SDIのHODレコーダーに保存するためにVGA/SDI変換器が必要で、接続テストを実施しましたが、NO SIGNALとなり信号を 認識できませんでした。記録計の信号は800 ×600の解像度でスペックでは満足し ていますが、表示できませんでした。他社で表示できた変換器は2台ありましたが、いずれも40万円くらいの高額な機種でした。低価格の変換器ではコスト的に限界なのかと思いました。
思っていた以上にソフトウェアでの調整が使い易く良かった。反面、本体のディップスイッチは少し分かりにくい印象を受けた。画質面は問題無いレベルだった。
希望通りの動きでした。とても満足です。デモ機に問題がありありましたが、すぐに代わりのデモ機を送って下さりありがとうございました。
シリアル(RS-232C)でvideo out設定を変更できると便利になるのでないでしょうか。
i(インターレース)→P(プログレッシブ)に変換した時とP→iに変換しても元の映像から2フレーム(約70ms)程度遅延があったが現状のシステム(運用)では問題なしと判断できた。